ブリットポップに恋して

英国を英国の文化全てを愛するブログです。

ベストヒットUSA

小学生の頃、姉の影響でよく見てました。小林克也とかマイケル富岡が司会をしてた番組。実は今もBS朝日で高齢の小林克也が現役でひっそりとやってたりします。

USAってつくくらいだからアメリカのヒットチャートを中心に紹介されるんだけど、イギリスのミュージシャンが紛れ込むことも時々。フィル・コリンズとかスティングとかソロのミック・ジャガーとかロッド・スチュワートとか。

f:id:GrahamCoxson:20200704111150j:imagef:id:GrahamCoxson:20200704111153j:image

 

しかし、当時のわたしは小学生だからアメリカ人とイギリス人の区別なんかつくわけないし、何言ってるのかもわからんし、アメリカはともかく、イギリスがどんな国かも知らなくって。イギリス人で知ってる人といえばサッチャーさんぐらいだったしな。その頃はビートルズの存在もうっすらとしか知りませんでした。だって解散してたし、ジョンはもうこの世に居なくて。

お恥ずかしい話、当時のわたしはフィル・コリンズとスティングの区別がつかなくてよく姉に怒られてました💦姉はスティングのファンだったので…

そして、少しわたしが成長してロウティーンになった頃、突如としてファッショナブルな2人組が颯爽と登壇してきました。今もときめいてるペットショップボーイズです。美男子のニール・テナントが温度低めの表情で何やら呟いている。二人とも(だったかな?)黒いロングコートを身にまとって甘い声で歌ってる。クリス・ロウは当時何やってる人かわからず。

f:id:GrahamCoxson:20200704110516j:image

多分、わたしがイギリス(と言うよりもロンドン!)を強く意識した初めてのミュージシャンは彼らでした。Westend Girlの歌詞も読みまくったけど、正直あんまりわからず。大人になって、WestendとEeastendの違いを知って、この曲の本当の意味を知る事になってゾッとしました。しかし、好きだったなー彼ら。今ももちろん好きです。クラブに行っても最前線で踊り狂ってるんじゃなくて後ろの方で静かに気配を消して音楽聴いてそうな風情が大好きです。

かくして、わたしの英国音楽への扉は開かれたのでした。